「GKコーチの価値」

現役時代一度もGKコーチからの専門指導を受けたことがなかった私には、それが誰よりもよくわかる。

何も情報がなかった現役時代

今でこそ、SNSやYouTubeなどでゴールキーパーに関する情報が手軽に手に入る時代になってきた。

もちろん正しい情報ばかりでは無く間違った情報も多く流れているため、それは精査しなければいけない。

 

しかし私がまだ現役でプレーしていた2、3年前までは、そんな情報すらなかった。

本当に独学でやるしかなかったのだ。

考えてサッカーをしていなかった。

当時の私は考えてサッカーをしていなかった。

いや、考えられなかった。

GKコーチからゴールキーパーの技術や理論を教わったことがなかった私には、整理し考えるための材料すら無かったのだから。

だからほとんど感覚でプレーしていた。

当然それだけではゴールを守ることは不可能だった。

整理したから伝えられる

現役を引退し、18歳で私はGKコーチになった。

そこから現在に至るまで、私は日々ゴールキーパーについて学んでいる。

 

学んで初めて、私はゴールキーパーというポジションの奥深さを知った。

ゴールキーパーはSNSでGKについて語っている評論家たちが語りつくせるほど浅いポジションではない。

もっともっと、もっと。深いものがある。

 

私も現役の時に専門知識を持ったGKコーチに出会えていたら・・・

きっとゴールキーパーをもっと楽しめただろうなと今では思う。

 

だからこそ私は伝えていきたい。

 

私を必要としてくれるゴールキーパーたちに。

ゴールキーパーというポジションの魅力や楽しさを。

 

私にしかできない表現で。