広瀬です!

久しぶりのブログ更新となります!

 

今日は2021年10月31日(日)。

埼玉ゴールキーパースクール朝霞校のトレーニング後にブログを書いています。

 

今日のトレーニングは本当に凄かった。

興奮が冷めないうちに備忘録的な感じで書いていこうと思います。

最後のトレーニングでの出来事

この日のトレーニングテーマはシュートストップ!

GKの醍醐味でもあるシュートを止めるというプレーにフォーカスしてトレーニングを行なっていきました。

 

その中で私はU12グループを担当!

 

トレーニングも終盤に差し掛かり、「ラスト1人1回で終わりね〜!」

という状況で、失点してしまった選手がいました。

すごく悔しそうな表情をしながら「もう一回お願いします!」と自ら私に訴えかけてきました!

 

再びトライするものの、また失点・・・

 

彼にシュートを止めさせてあげるために、私がここで強度を緩めるのは簡単。

けどそれは彼のためにならない!

 

そう思い、私も一切手を緩めることなくシュート打ち続けました。

 

 

しかし3回再チャレンジしても中々止められない、、

ボールには触れているんだけど・・・

というシーンが続きました。

 

 

トレーニング終了時間も差し迫っていたため、泣いても笑っても次がラスト!

 


そのラストプレーで彼は見事シュートを止めたのです。

今までにみたことのない空間

周りの選手たちからは「ナイスキーパー!」という激励の声。

外からご覧になられてた保護者の方々からは大きな拍手。

 

そしてなんと言っても「止めれた・・・!」

という彼の喜びの顔。

 

その空間にいた人全員が感動を覚えた瞬間だったと思います。

 

 

ただ、一番感動していたのはおそらく私でしたw

 

GKコーチをやっていてよかった。
こんな瞬間に立ち会えるなんて。

 

心の底からそう思わされた瞬間でした。

感動を与える

以前お世話になっているGKコーチの方からこんなお話を聞きました。

 

「今の時代はGKの技術や知識を売ればいいんじゃない。感動を売る時代だ」と。

当時は全く意味がわかりませんでした。

 

ですが、やっとその意味が理解できました。

 

 

GKのスキルや情報なんてYouTubeやインターネットを見れば溢れかえっています。

だから私たちはGKスクールでただ情報を与えればいいわけじゃないんです。

 

そうじゃなくて、

 

選手自身が、シュートを止めれた!

うちの子がシュートを止めた!

 

そういったリアルな成功体験に人の心は動く。

そこにリアルなGKスクールの意味があると改めて感じることができました。

 

 

だからこそ、私はこれからももっとゴールキーパーでゴールキーパーの選手・保護者の方々に感動を与えていきたい。

 

それが私の使命だと信じて。