こんにちわ広瀬です!
皆さん明けましておめでとうございます。2020年もよろしくお願い致します!
今年も冬の風物詩、全国高校サッカー選手権大会が始まりましたね!
僕は1、2回戦と浦和駒場スタジアムに足を運び、神村学園高校の試合を観させていただきました!
神村学園の守護神は2年生GK
神村学園のゴールを守るのは、2年生守護神の吉山太陽選手。
着用グローブは以前僕のブログやYouTubeでも紹介したエレボスのエルゴコンタクトグリップですね!
身長は171cmとゴールキーパーとしては小柄ながら、ハイボールへの対応や、1発で相手ゴール前まで送り込んでしまうボレーキックが彼の持ち味!
その中でも今回は1回戦の前橋育英戦で魅せた後半終了間際のスーパーセーブに注目したいと思います!
試合を決めたスーパーセーブ
観ていただきたいのはこのシーン。
後半アディショナルタイムの41分。神村学園は中盤で前橋育英にボールを奪われ、ショートカウンターを受けます。
その流れのまま前橋育英・倉俣健選手(背番号9)がシュート。
しかしここを吉山選手がスーパーセーブでチームを救います!
なぜこのシュートを止めることができたのか。
吉山選手がなぜこのシュートを止めることができたのか。
答えはプレー前にあると僕は思います。
吉山選手のポジショニングに注目してみてみましょう。
まずゴールキーパーのセオリーである、ボールとゴールの中心を結んだ線・リトリートライン上にポジションが取れています。
そして注目していただきたいのが、リトリートライン上にファー側の足が乗っていることです。
これによりニアサイドもファーサイドも平等に守ることができます。
ゴールの両ポストの延長線より外側からのシュートの時に、リトリートを跨ぐようにポジショニングをとってしまうと、ニアサイドが空いてしまいます。なので、リトリートラインにファー側の足をのせたポジションを取ることを心がけてましょう!
そして放たれたシュートに対して、ディフェンダーの足で若干のブラインドになりながらも、「コラプシング」というスキルを使ってストップ!
完璧なシーンでした!
結果的にこのセーブがあり試合はスコアレスドロー。大会方式によりPK戦へ!
PK戦でもしっかりストップ!
PK戦でも吉山選手が大活躍!
前橋育英の6人目を見事ストップし、チームを勝利へ導きました!
真っ先に鈴木さんの元へ走って行って、ハイタッチを交わしたシーン。痺れました!w
来年も全国の舞台で吉山選手を観たい!
残念ながらチームは2回戦敗退。
しかしこの2試合を通して吉山選手のプレーは本当に素晴らしかったです!!
彼はまだ2年生ということで、来年の活躍に期待したいです!
本当にお疲れ様でした!