ゴールキーパーにとってポジショニングは命です。
常にシューターに対して適切なポジションをとり続けなければなりません。
数cmのズレで、そのシュートが止めれるか止まらないかが決まります。
それほどゴールキーパーにとって適切なポジショニングをとるということは重要なスキルです。
今回はポジショニングについて考えていきたいと思います。
ゴールキーパーのポジショニングとは
ゴールキーパーがとるべき基本的なポジショニングは、ゴールの中心とボールを結んだ線であるリトリートライン上に立つことです。
リトリートライン上で尚且つループシュートをやられないくらい前に出ることが基本です。
これはゴールキーパーをやっている選手であれば、おそらく誰もが理解していることだと思います。
速く移動する!
大切なのは、適切なポジショニングに速く移動することです。
例えばこの図のように、中央から45度付近にパスが出てるとします。
このときにどのようなことが考えられるでしょうか?
ゴールキーパーが警戒しなくてはいけないのはダイレクトシュートです。
このようにボールに合わせてポジション移動をしてしまうとダイレクトシュートを打たれた時に止まれていないので対応することができません。
相手より先に準備する
試合中相手選手はゴールキーパーの移動に合わせてシュートを打ってくれるわけではありません。
なのでこのシュートに対応するためには、シューターの足元にパスが通るまでにポジション移動を完了し、尚且つプレジャンプをとる必要があります。
そうすることでダイレクトシュートにも余裕を持って対応することができます。
ポイントはボールと人(シューター)がどこで出会うかを早く見つけることですね!
プレー前の重要性
このようにプレー中のスキルと同じくらい、もしくはそれ以上にプレー前の準備の部分がシュートを止めるための鍵を握ってくると僕は思います。
移動の部分を妥協せずにやり続けられるかどうかでシュートストップ率は大きくかわってきます。
皆さんもプレー前の部分をより意識して日々のトレーニングに臨んでみてくださいね!