幼いころ、誰もが1度は遊んだであろう『縄跳び』
実はこの縄跳びを使うことで、ゴールキーパーが上手くなるのだ。
「何を行っているんだこいつは?」
と思った方も多いはずだw
一体どういうことなのか?説明していこう。
2種類のジャンプ
まずは「ジャンプ動作」についての理解を深めていきたい。
そもそもゴールキーパーが使うジャンプ動作というのは、大きく分けて2種類ある。
カウンタームーブメントジャンプ
1つ目が『カウンタームーブメントジャンプ』だ。
これは、かかとから踏み込んでつま先で飛ぶジャンプ動作のこと。
主にダイビングや、ジャンプ&キャッチで使うジャンプ動作だ。
カウンタームーブメントジャンプは、かかとから踏み込むため「高く」もしくは「遠く」に飛べるというメリットがある。
しかしその分スピードに欠けるというのがデメリットだ。
リバウンドジャンプ
2つ目は『リバウンドジャンプ』だ。
これは、かかとを地面に付かずに、つま先だけでジャンプすることをいう。
カウンタームーブメントジャンプと違い、速く動けるというメリットがあるが、その分ジャンプの「高さ」や「幅」は出ない。
そのためプレジャンプの反動を使ってボールの正面に身体を運ぶステップや速く飛びたいダイビングなどで使われている。
つまり縄跳びって・・・
既にお気付きの方もいるだろう。
「縄跳び」は、ずっとリバウンドジャンプをやっているのだ。
縄跳びは連続的に飛び続けなくてはいけないため、かかとを地面についている時間がない。
そのため、つま先だけで飛ぶ必要があるのだ。
縄跳びをすることで、地面を弾く感覚や、つま先(母指球)で体重を支える力が身につくのである。
継続は力なり。
今回紹介した2種類のジャンプ動作のうち、試合で多く使うのはどちらだろうか?
答えは、圧倒的に「リバウンドジャンプ」の方が多い。
リバウンドジャンプ強化のために、縄跳びは最高のトレーニングだ。
コツコツと日々の積み重ねで、ライバルに差をつけろ。