せっかくシュートを弾いたのに、セカンドボールを詰められて失点してしまった…
ゴールキーパーをやってきた選手であれば、1度や2度はこんな苦い経験をしたことがあるのではないでしょうか。
現代サッカーでは、シュートスピードの向上やボールの質の変化など、ゴールキーパーがシュートを1発でキャッチすることが、非常に難しくなってきています。
そのためセカンドボールに対するリカバリー (起き上がり)スキルが求められてきます!
今回は試合で起こり得るシュチュエーションを想定したリカバリーのトレーニングを1つご紹介したいと思います!
同方向のリカバリーのトレーニング
今回は実際にこんな状況設定でトレーニングを行いました。
まずはGKがゴール中央から打たれたシュートをディフレクティングでストップ。
その後ボールがこぼれたところに、再度相手FWがシュート。
それを同方向のリカバリー起き上がりながら、ダイビングで対応するという想定のトレーニングでした!
同方向のリカバリーと聞いて、はてなが付いてしまった方はまずはこちらの記事をご覧ください↓
スピードを求める
リカバリーでとにかく大事なのはスピード。
とにかく早く起き上がりながらダイビングをしなければこのシュートに対応することはできません。
そのためには、
顔の向き、手をつく位置、上側の足の巻き込み方、下側の足を踏み込む位置、重心の位置、プレー方向
などの細かい動作を正しく速く行う必要があります。
どれか一つでも遅れてしまえば、間に合わないシーンも必ずあるでしょう。
最後まで諦めない気持ち
ゴールキーパーをする上で技術や戦術はもちろん大事です。
しかしそれと同じくらい気持ちが大事だと私は思います。
見ていただきたいのはこのプレー (1:34〜)
最後まで諦めずにボールに食らいついて指先でかき出したシーン。
何が何でも止めてやるんだ!という気迫が感じられますよね。
これがゴールキーパーがあるべき姿だと私は思うんです。
ゴールキーパーはチームにとって最後の砦です。
自分の後ろには誰もいませんよね。
だからどんな場面でも絶対に最後まで諦めてはダメ。
絶対にゴールを割らせない!
この気持ちを全面に出してプレーして欲しいと私は思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!